「ちぎー」という名前の由来
「ちぎー」という名前は、実は本名から生まれた愛称です。小学3年生の時にクラスメイトがつけてくれたあだ名が始まりで、それ以来ずっと親しまれてきました。
子どもの頃からの呼び名が、そのまま仕事での活動名になったことで、親しみやすさと人間味のある企画者としてのイメージを大切にしています。
長年使い続けてきた名前だからこそ、そこには私のアイデンティティと歴史が詰まっています。
「CHIGIX」という名の由来
このサイト名「CHIGIX」には、二つの理念を込めています。
Connect / Heritage / Innovation / Growth / Inspire / eXplore ― 伝統と革新をつなぎ、人々を触発しながら成長と探究を重ねる観光・文化的な使命。
Creative / Humanity / Idea / Generation / Interface / eXpression ― 人間性を基盤に発想を生み出し、創造の接点として表現へと昇華する技術・クリエイティブ的な姿勢です。
そして最後のXは、「狐(Fox)」「未知数(X)」「変幻自在」を象徴しています。定まらないからこそ可能性に満ち、姿を変えて未来へと進んでいく ― それがCHIGIXという名の由来です。
3つの名義の使い分け
ちぎー
中心ネーム・愛称
SNS・イベント登壇・コミュニティなど、親しみやすさ重視の場面で使用。
呼称・SNS名・登壇名として活用。
本名
正式名
契約・公式文書・学術/行政手続きなど、正式な場面で使用。
署名・契約書・請求書に記載。必要に応じて(ちぎー)併記。
智義狐久斗
ハンドルネーム
創作・物語・スピリチュアル領域など、作品や世界観に関わる場面で使用。
クレジット表記「著:智義狐久斗」として。
私という人間
基本情報
群馬県出身、20代中盤、東京在住。
意外とマイペースな性格で、ラジオ出演の経験もあります。
狐が好きで、稲荷信仰を研究しています。
趣味と日常
私の人生は「移動」と「体験」で彩られています。
スマートフォンは用途別に3台(日常用、決済専用、仕事用)を使い分けています。
「備えあれば憂いなし」が基本スタンスです。
背景
子どもの頃から旅をしながら各地の文化に触れ、同時にガジェットをいじって遊ぶのが大好きでした。異なるもの同士を組み合わせて遊ぶ——そんな習慣が、今の「組み合わせて新しい価値を生む」仕事の原点です。
大学では観光学の教授のもとで、地域の現場に寄り添いながら様々な作品や企画を制作。フィールドワークと制作・発信を行き来する実践の中で、現実に効くアウトプットを目指し続けてきました。
なぜ狐が好きなのか
私自身の生き方と狐の「変幻自在」な性質に共通点を見出したから。
私はいろんなことができて、その時々に応じて肩書きが変わる。プログラマー、写真家、旅人——この「化ける」特性が、まさに狐と同じだと思うのです。
もちろん哲学的な理由だけではありません。単純に狐は可愛い。あの賢そうな瞳、ふわふわの尻尾、しなやかな動き。できることなら一緒に住みたいとさえ思っています。
古来より人間と神の世界を行き来する存在として描かれてきた狐は、テクノロジーと伝統の間を自在に行き来する私にとって、特別な存在なのです。
旅のスタイル〜言葉の本質から見る移動哲学
四つの概念を理解する
観光
「観國之光」
土地の文化・制度・風俗という"価値"を観る
旅行
住んでいる場所を離れて別の土地へ行くこと
Travel
語源:travail
(苦労・労働)
Tour
「回る」を意味する古仏語に由来
私の旅行観
予定をあえて薄くし、現地で決める余白を大きく取るスタイル。基本はtravel(自走)+観光(観る)です。
駅前の空気、掲示板、路地の生活動線、人との会話。これらから、その日の"核"をその場で定めます。撮影・記述・設計を通じて、その土地の「光」を掬い上げることが目的。
保養モード 〜疲れを癒やすだけの旅〜
保養モードの時は"それに全部振る"。観光を切り、撮る/回るを最小化。一拠点連泊で、入浴→補水→仮眠→軽散歩の回復ループを回す。
そして大切なのが「その土地のおいしいものを食べる」こと。食を通じて、その土地の文化や人々の暮らしが見えてくるのです。
僕の哲学
離れたものを結び、新しい価値を生む。
異なる分野・文化・時代・技術を掛け合わせ、強い独自性と広がりをつくる。
「自分ごと」として深く関わる。
背景と目的を深く理解し、長期視点で成果にコミットする。
バラバラだった点が線になり、面になる。そこで初めて、新しい景色が立ち上がる。
結合と創発
分野横断で組み合わせ、独自性と広がりを設計する。
価値起点
目的から逆算して最適解を導く。技術は手段。
長期コミット
「自分ごと」として背景と目的を理解し、成果まで寄り添う。
先回り思考
問題を察知し、顧客が言う前に手を打つ。
全体設計
単発でなく成果までの線を描く。
関係構築
成果と同時に関係性・信頼を残す。
アドバイザーとは、正解を実行する人ではなく、正解を創り出す人である。
AI時代における宗教への関心
技術と精神性の融合
AI活用を研究しながら、同時に神仏や宗教について学ぶ。この組み合わせを不思議に思う方もいるでしょう。
考えてみれば、昔の人々にとって「神」は、現代の私たちにとっての「AI」のような位置づけだったのかもしれません。全知全能で、人智を超えた存在として、人々の疑問に答え、指針を示す存在。
AIが発達し、多くが自動化される世界では、人々は必然的に余暇を持つ。時間的余裕ができると、人間は「生きる意味」について考え始めます。
最先端技術と伝統的な人間関係、この二面性を持つ生活の中で、人々の心に宗教的なものが必要とされる——私はそう見ています。
思考法
複雑さを複雑なまま受け入れる
私には独特の情報処理法があります。それは「難しいものは、難しいものとして頭に入れる」ということ。
立体的なものは立体的なまま、そのまま頭に格納する。パズルのピースを無理に平面に並べるのではなく、3次元のまま脳内に配置するイメージです。
理解することと記憶することは別。まず情報をそのままの形で受け入れ、理解は後からゆっくりと、必要に応じて深めていけばいい。
事実と真実を分ける
「事実」とは客観的に確認可能な出来事や状態。「真実」とはその事実に対する解釈や意味づけ。
「今日は雨が降った」は事実。「今日は憂鬱な一日だった」は真実(解釈)。
私は前者を共有し、後者については「私にとっては」という主語を明確にします。この区別により、より建設的で誤解の少ないコミュニケーションが可能になると信じています。