想いを原点から言語化する
展示での覚醒、数字より「ありがとう」を重んじる価値観、稲荷信仰に根ざした誇り——日々の言葉で伝える、ちぎーの核となる想いのまとめです。
ちぎーの想い
観客から創造者へ
ある展示会で、私の人生は変わりました。
未来への一体感、多様な人々の協力、ワクワクする可能性——
その場にいた誰もが、同じ未来を見つめていました。
終わってしまうのが、本当に寂しかった。
「今度は自分が、こんな場を創る側になりたい」
観客席から、舞台へ。
それが私の原点です。
SNSの「いいね」より、本当の「ありがとう」を
現代は数字で価値が決まる時代。
フォロワー数、いいね数、売上高...
でも日本には、もっと美しい価値観がありました。
困った人がいれば自然に手を差し伸べる。
競争より協力を、個人の勝利より全体の調和を大切にする。
私は、この失われつつある相互扶助の精神を、
現代の形で復活させたいと思っています。
日本人が日本人であることに誇りを持てる社会へ
「買われる」のではなく「買ってもらう」
受け身ではなく、主体的に価値を発信する。
稲荷信仰を軸として、日本の精神性を世界に伝えたい。
それは排外主義ではありません。
自分たちの文化に誇りを持つからこそ、
他の文化も心から尊重できるのです。
観客から創造者へ
未来への一体感を、自ら創り出す側に立つ原点とする。
本当の「ありがとう」
数字では測れない感謝を起点に、相互扶助の文化を再設計する。
稲荷信仰の軸
伝統を現代に翻訳し、世界へ届ける文化的使命を担う。
過去の智慧を、未来の力に
伝統は博物館に閉じ込めるものではありません。
過去の智慧を現代語に翻訳し、
実生活で使える形にして、次世代へ手渡す。
古いものを守るだけでなく、
新しい価値を生み出しながら継承する。
それが私の役割だと考えています。
有限だから、美しい
万博も、祭りも、人生も、いつか終わります。
だからこそ、今この瞬間が輝く。
「たった一回かもしれない」
「最後かもしれない」
その思いで、全力を尽くす。
有限の瞬間を、無限の記憶に変える。
それが私の仕事です。
深淵を覗いても、恐れない
現実は多層的で、境界は幻想で、
すべては生成過程の中にある——
哲学的に聞こえるかもしれません。
でも、これは机上の空論ではなく、
日々の実践から生まれた確信です。
深く考え、広く見渡し、しっかりと地に足をつける。
思索と実践を行き来しながら、新しい価値を創造していく。
終わりに
私の想いは、個人的な成功を超えています。
日本人が自分たちの文化に誇りを持ち、
その誇りが世界から尊敬される。
そんな未来を創りたい。
終わりをきれいに。次を強く。
過去・現在・未来の橋渡しとして、想いを丁寧に手渡し続けたい。